アジア絵本フォーラム  パートⅡ

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おとつい、久しぶりの札幌にいきました。
札幌駅から道庁赤レンガに抜ける朝の景色はすっかり秋の色。
寒い風にさぶい~と薄着で来たことにに後悔していました。

しかしながらその後の、かでる2、7でのホットな時間で身も心も、
かなり、ぬくまってしまいました。
 
 昨年に引き続き、札幌に来てくださった、児童文学者のきど のりこさん。
翻訳家でおられる ピヨン、キジャさんのお二人の先生に再会となった
(韓国。アジアの絵本の絵本展&フォーラムパートⅡ)は今回も沢山の絵本との
出会いを私達にもたらしてくださいました。



ちらしを作成するイメージとして、去年の講演会で出会った一冊の絵本が蘇りました。
墨ひとつで描かれた虎の絵本です。
この時からアジアの絵本ならではのダイナミックな虎の魅力
に惹きつけられてきたのかもしれません。
以前、古典日本画のなかで描かれていた虎が猫っぽいとかんじていたら、
作品説明のなかで、その時代、虎というものが近くで見ることがなく、
猫をモデルにしていたらしいとあり、なるほど、、とおもいました。

中国、韓国の昔話のなかで圧倒的に存在感のある動物とされている
虎の出番が多いのは、虎を身近にして生活していたからでしょうか?
その思いをさらに深くしたのが、今回出会った
(あずきがゆばあさんと虎)や、(ウエン王子と虎)という絵本でした。
先の絵本は、お話が日本の(さるかにがっせん)にそっくりで大受けしました。
強くもあり、お茶目でもあり、それぞれに生き生きとしているたちです。
ウエン王子のでっか~い虎の迫力の凄みはもう一度見たくて、
さっそく手元に取り寄せたいです。

そして、一番、、いつまでも手にしていたかった一冊。
モンゴルの絵本の中でみつけた、(アローハンと羊)でした。
ひとりの小さな女の子と子羊アローハンとの物語です。
素晴らしい水墨画で描かれるモンゴルの景色、、。
女の子がアローハンに出会い、やがて一人の女性に育ち、結婚。
母親になっていく過程の傍らにいる羊達。
やがて、モンゴルの厳しい自然のなかで人間に襲い掛かる現実。
大好きなアローハンをその中で失い傷つく主人公を癒すのは、モンゴルの広い空に浮かぶ
ひつじ雲、、なのです。
その雲のなかにアローハンが。。
であったころの幼い少女がそこにいて遊び戯れる一枚の絵が素晴らしい。。
絵本は読み手の年齢ではなく、読み手の人生で読むものという言葉を
思い出しました。
(アローハンと亡くしてまもないピノが、だぶってしまい、、
あやうく涙を落とすところでした。)

お二人のアジアの絵本に対する熱い思いとなる講演はあっという間に
時間の終りを迎えてしまいました。
ピヨン・キジャさんと昨年お会いした時に
「 わたしの絵を描いてくださいな 」
やさしく語りかけてくださった事は、実はわたしのなかで一つの宿題でした。

韓国の絵本を日本のこどもたちに届けたい熱き思いを語るピヨンさん。
時には真剣なまなざしで、そして少女のような笑顔で
主人公の女の子を語る表情の豊かさに、、とうとう、、。
カバンの中から筆ペンを取り出して、一番後ろの席でスケッチしてしまいました。
「 去年の宿題です。。」
帰りにお渡しすると、とっても喜んでくださり嬉しかったです。。
秋の風にぴったりな桃色のキルトのチョゴリが本当に素敵でした。
また、ぜひ札幌にいらしてください。。

ト  マンナッシダ~ c0098625_2044156.jpg

  こちらは正式なちらしです。
  韓国の男の子の民族衣装が可愛い~。
  クリックすると大きく見られます。
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by bookuma | 2008-09-28 19:53