ちゅうくらいの おばあさんの話
2007年 02月 08日
昨日、ナシャばあちゃんに聞いたお話。
おもしろかったから、ピノにしてあげる!
りっぴ。
『 ちゅうくらいの、おばあさんの話。 』
あるところに、小さくも大きくもない、
ちゅうくらいのおばあさんがいました。
ある日、ちゅうくらいのおばあさんは
お出かけをするので、
ちゅうくらいのコートを着て、
ちゅうくらいの靴をはいて、ちゅうくらいのバックを持って外に出ました。
しばらく歩いていくと、
ちゅうくらいの川がながれていましたが、
ちゅうくらいのおばあさんはひょ~い!
向こう岸にひとっとび。
また歩いていくと、道端にちゅうくらいのリンゴが落ちていました。
「 おや、まあ~。もったいないねぇ、、。 」
ちゅうくらいのおばあさんは、バッグに入れてあるきだしました。
今日のお買い物は、バターにシナモンに小麦粉でした。
ちゅうくらいのおばあさんは、ちゅうくらいのお店に入り、
ちゅうくらいのバターと、ちゅうくらいのシナモン瓶と
ちゅうくらいの小麦粉の袋を、一つずつ買いました。
ちゅうくらいのおばあさんは、今来た道を歩いて家にもどりました。
「 さ~て、作るわよ~。 ランラランラ~~~♪ 」
ちゅうくらいのおばあさんは、ちゅうくらいのエプロンをつけると、
ちゅうくらいのボールに買ってきたちゅうくらいの小麦粉を入れて、
冷やしておいたちゅうくらいのバターを入れてパイきじを作り始めました。
「おんやぁ~~~~~っ!!
たいへん!たいへん!たいへん!」
ちゅうくらいのおばあさんは、たいへん!を10回いいましたよ。
「 一番大切なものを買い忘れたわ。
アップルパイを作りたいのに、、、。」
しばらくして、ちゅうくらいのおばあさんは、思い出したのです。
買い物に行く途中で、ちゅうくらいのリンゴを拾った事を!
ちゅうくらいのおばあさんは、バックをあけて、リンゴをさがしはじめました。
ちゅうくらいのおばあさんは、ちゅうくらいのリンゴをさくさくさく、、、、
ちゅうくらいのナイフで切って甘く煮て
とうとう、ちゅうくらいのアップルパイが焼けました!!
ちゅうくらいのおばあさんは、一晩おいたアップルパイが大好きでしたので、
「 今夜は早くねることにするわ。」
ちゅうくらいのおばあさんは、ちゅうくらいのベットに入り
すぐに眠ってしまいました。
すると、、、、。
どっすん!
どどーーーん!
トトトトトッ!
なにやらおおきな音が台所から聞こえてきました。
何かが、ちゅうくらいのおばあさんのベッドに近づいてきます。
ちゅうくらいのベットも震え出しました。
その音が、ベットのすぐ目の前でピタリと止まったその時、
「あたしを丸くもどして!」
ちゅうくらいのおばあさんは、こわくなってきて寝たふり。
「 あたしの赤い皮をかえして!」
ちゅうくらいのおばあさんが寝返り一つ。
「 あたしの種はどこ?」
ちゅうくらいのおばあさん、わざと大きないびき。
「 あたしの、、、、。」
すると、ちゅうくらいのおばあさん、こういったとさ~。
「 だまって、アップルパイにおなり!」
このお話は、アイルランドの昔話の、「 ちいちゃい、ちいちゃい」
という大好きなお話につられ、つくってしまいました。
ちいちゃい、ちいちゃいのお話を読みたい方はこちら。
こちらは、、、コワイ。。
福音館 『 イギリスとアイルランドの昔話 』
石井 桃子 編*訳
挿絵が大変気に入っています。
J . D , バトン 画
アイルランドのお話にぴったりな上、
イエローカラーの装丁がにくい!
by bookuma
| 2007-02-08 23:13